韓国旅行の準備をしてたらすごいものをみつけた
今回の韓国旅行はチェジュ航空っていうLCCで行くんだけど、LCCの最安料金ってのは受託荷物はもちろん有料だし、機内持ち込みの手荷物もかなりサイズ制限が厳しい。今回の3泊4日は毎日違うホテルに宿泊する予定だから個人的にも荷物は少ないほうがいい。ということで荷物は愛用のカメラバッグ(Peak Design EVERYDAY MESSENGER 13)ひとつに全てまとめて、キャリーなしで行くつもりでいる。
このバッグ自体もおすすめだけどその話はまた別の機会に。
飛行機に乗るときはカメラ本体は首から下げればいいとして、このバッグに交換用レンズ1本と衣類、充電器類、貴重品類を入れて出発して、むこうでは飲み物買ったりお土産買ったりで絶対荷物が増える…と考えると限られたスペースを有効に使わなくちゃいけない。
とりあえず衣類については、必要最低限の着替えとしてTシャツ、パンツ、靴下各2日分を持参、2泊目のゲストハウスで洗濯or現地調達の計画。
これとフェイスタオル1枚、マイクロフォーサーズ規格の中ではやや大きめのレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO)をバッグに詰めた状態がこちら。
…。
これにまだ充電器類、財布にスマホ、飲み物、お土産…。
絶対無理だろ。
そこで旅行荷物の中で一番場所を取る衣類の圧縮袋について検討してみた。いま流通している衣類圧縮袋は大きく分けて次のとおりである。
- 掃除機やポンプで中の空気を抜いて圧縮するもの
- 手で巻くような動作で空気を追い出して圧縮するもの
まず前者はどう考えても旅行向きではないので却下。後者も巻いて圧縮するため、圧縮後の形がどうしても円柱状になってしまい、スペースを有効利用できないので微妙。
そして、多くの商品がこのいずれかの方法を採用する中、いづみ企画って会社がひっそりと作ってる新しい圧縮方法の商品がこれ。
あっ!という間にペッタンコ!PETAKO!
…ネーミングセンスはさておき、早速試してみよう。
容量の目安としてTシャツなら2枚って書いてあるけど、圧縮袋に入れる段階で海苔巻みたいに巻けば3枚は余裕で入った。今回は先程のTシャツ2枚とパンツ2枚、靴下2足分をいれて圧縮してみた。
ソファに置いてすわってみると空気が抜ける音がし、パッケージのように1秒とまではいかないまでも、ほんの数秒で空気が抜けていく。従来品のようにバルブがあって、そこに向かって空気を押し出していくような感覚ではなく、一気に抜けていく。構造はよくわからないが、ジッパーと反対側の部分が点ではなく線のようなイメージで逆止弁の役割を果たしているらしい。
右の画像は私のおしりアタックを受けたPETAKO。かわいそうにぺったんこになり、茶葉の真空パックのような、中身がぎっしりつまった堅い触感になった。これなら旅先での再圧縮もぜんぜん苦にならない。
もう一度バッグに入れてみた。
すごい!!
もはや無だ。カステラはぎゅっと潰したら小さくなるので実質0カロリーという謎理論があったが、いまここにそれが証明された。
さらにタオルを入れてみると、先程と同じものがこれだけ余裕で収まった。これなら帰りに多少荷物が増えてもなんとかなりそうな気がする。
平らな形状のまま、ポンプや掃除機等の道具を使わずにすばやく圧縮できるのは旅行にぴったりの商品だと思った。よくあるぺらぺらのビニール素材ではないので中身が見えないのもいいし、国内生産の安心感もある。おすすめです。